岩手県岩泉町の伊達勝身町長(74)が、2017年12月6日に記者会見し、岩手日報社の女性記者にわいせつ行為を行ったと指摘されたことについて「今回の記者に対する迷惑行為に対しまして、心からの謝罪を申し上げたい」と述べた。岩手日報は同日の紙面で、伊達町長が17年の10月中旬、同社の女性記者に抱きつき複数回キスをしたとし、岩手日報として謝罪を求めたと報じていた。
伊達町長は抱きついたことについては認めたものの、キスをしたことについては否定。10月30日から12月4日まで台風災害による心的外傷後ストレス障害(PTSD)で休職をしており、「幻聴や幻覚によって女性記者の元に向かった」とも述べた。進退については「辞職を含めて考える」とした。