手続きが「面倒くさそう」は誤解!
とはいえ、ふるさと納税といえば、手続きがややこしくて「ハードルが高そう」とのイメージが強いことも確かだ。実際、楽天が2017年10月に実施した意識調査では、ふるさと納税をしたことがない500人の男女に対し、実施しない理由を尋ねたところ、
1位...手続きが面倒くさそう(42.8%)
2位...仕組みが分からない(30.4%)
3位...確定申告のやり方がわからない(16.2%)
という結果だった。
だが、こうした印象に反して、ふるさと納税の手続きはごく簡単だ。現在では個人での確定申告が不要の「ワンストップ特例」という制度(寄附先の自治体は5か所が上限)がある。この制度では、申し込んだ自治体に必要書類を送るだけで税の控除を受けられる。
さらに「楽天ふるさと納税」では、楽天会員IDに登録した住所やクレジットカードの情報で手続きが可能。また、「寄附上限額」の目安を計算できるシミュレーターも用意されているため、計算した目安額にあわせて返礼品を選んでいけば良い。
楽天ふるさと納税のトップページ。シミュレーターで計算した寄附上限額の結果などの情報が常に表示される
要するに、「ワンストップ特例」を利用する場合であれば、楽天市場でいつも通り「買い物」をする感覚で寄附を行い、必要書類を自治体に送るだけで、ふるさと納税の全ての手続きが行えるワケだ。
しかも、楽天ふるさと納税では、これまでに貯めていた楽天スーパーポイントを寄附金の支払いに利用することができる。仮に寄附金の全額をポイントで支払った場合でも、ポイント還元が受けられる。