セリフ覚える合間の麻雀で元気! 「やすらぎの郷」出演名優の健康法

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【中居正広の身になる図書館】(テレビ朝日系)2017年11月27日放送
「やすらぎの郷同窓会3時間スペシャル」

   シニア世代をターゲットにし大人気を博した、倉本聰脚本のテレビ朝日系昼ドラマ「やすらぎの郷」。「昭和にテレビの世界で活躍した人だけが入所できる老人ホーム」が舞台で、キャストには石坂浩二や浅丘ルリ子、加賀まりこ、藤竜也ら、大物が名を連ねた。

   10か月の撮影期間を乗り切った平均年齢78歳以上、「健康長寿」そのものの出演者から、元気の秘けつをさぐった。

ガーデニングは「めちゃめちゃ脳に良い」

   シャンソン歌手の及川しのぶを演じた有馬稲子(85)は、プライベートでガーデニングにハマっている。同じマンションの住人33人で「モネコ会」を結成し、共有スペースで楽しんでいる。地ならしから自分たちで行ったそうで、「お腹の肉がなくなりました」と笑う。

   脳神経外科医の菅原道仁氏は「ガーデニングってめちゃめちゃ脳にいいです」と太鼓判を押す。

   明日の天気はどうかな、水はどれくらいあげよう、こっちの肥料の方がいいかな...など、意外と考えることが多く、脳の活性化が期待できる。

   ストレスがない程度の軽い運動は、脳の「海馬」の中の細胞を新生させ、記憶力がアップするともいわれている。

   グループで行っているのもポイントだ。他人と教え合うなどのコミュニケーションが脳への刺激となる。様々な点から認知症予防、日常生活の動作の維持・向上につながるのだ。

   作業は朝に行うと、体内のリズムが整いやすく、体調が安定して安眠効果も期待できる。健康のためにこれから始めたいという人は、育てやすい植物からスタートし、達成感を味わうのを目標にすると良い。

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