苦労しなければ成長しないと思ってる人は多そう?
この母親にとって勉強のイメージは「苦しみ」なのだという。小学生の時に勉強をする必要性は感じなかったため遊んでいたが、中学に上がりいざ受験となった時に苦労した。子供に同じ思いをして欲しくないから勉強をしてほしいのだという。この発言に対しネット上では激しい批判が起こり、
「こういう親ってあんがいいるよね。分かりやすい虐待よりも、子供は逃げ場がなくて(そもそも逃げた方がいいのかも分からなくて)水面下で歪んでく」
「知る事、理解する事、習得する事が目的なのであり、苦しむ事は目的ではないはずです」
「勉強好きなタイプだったけど、教師から親との面談の時に苦労を感じていない、受験を舐めてる、って言われた辺りからつまらないものになったわ」
などといったことがツイッターや掲示板に書き込まれた。またこうした親がいることについては、
「勉強に限らず、苦労したり、我慢しないと成長しないと思ってる人は多そう」
「教育は苦労と言わんばかりに、部活や勉強を必要以上にさせたりしますし、過剰な指導をしてるところが多いです」
などと現状を憂いている人もいた。
この母親は番組の中で、尾木ママの意見や、自分の夢に向かって勉強をしている子供たちの姿を見て、少しずつ考えが変わっていったようだ。番組の最後で意見を求められると、
「好きなことをやっていったら好きな大学に入れて、好きな仕事にも就けるし仕事を辞めない。やっている仕事も楽しいなら人生も豊かになるというのなら、それが正しいですよね?」
などと質問をしていた。