タイ製「飲めばやせる」ダイエット薬が危険 死者が4人! 東京都と厚労省が警告

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覚せい剤と同じ働きをする成分が

   また、「マジンドール」は日本で認可されているが、合成覚せい剤成分のアンフェタミン類と似た働きをする。主に深刻な肥満症患者の治療に使われる向精神薬で、投薬には医師の処方が必要だ。脳の中枢神経に作用し、満腹感を与えることで食欲を抑えるが、呼吸困難、胸痛、失神、抑うつ、幻覚、けいれんなどの副作用も伴うので、自己流で服用するのは危険だ。

   東京都は発表資料の中でこう呼びかけた。

(1)現在、「MDクリニックダイエット」や「ヤンヒーダイエット」を服用している人は直ちに中止し、医療機関を受診する。
(2)個人輸入した製品の中には、危険な成分が含まれているため、すでに服用している他の医薬品との作用で、重大な健康被害を起こす可能性がある。
(3)個人輸入した医薬品を他人に販売、投与することは違法である。
(4)MDクリニックダイエット関係個人輸入サイト(所在地:タイ)について、厚生労働省に削除要請を行なった。
しかし、J-CASTヘルスケアが調べると、2017年12月4日現在、MDクリニックダイエットの個人輸入サイトはオープンしている。
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