地域に伝わる怖~い子守唄
子供を寝かしつける時は、「ねんねん」「ゆらゆら」「ぽかぽか」など、優しい言葉を繰り返して使う子守唄がオススメだ。
また、歌に子供の名前を入れて聞かせるのも効果的だ。名前を呼びかけられると、子守唄の世界に自分自身が入り込みやすくなり、眠気を誘う。
ちなみに、地域に伝わる子守唄の中には、怖い歌詞のものがある。
例えば高知県では、「ねんこしよゆうてねん子はつらにくい(寝ない子はかわいくない) つらのにくい子(かわいくない子)はまな板のうえにのせて 大根きざむよにきざみたい」。
宮崎県では、「ねんねこねんねこせ 泣いてねらんと川流す ねんねこせん子は墓たてる」など。先人たちも子供の寝かしつけには一苦労していたということのあらわれだろうか。