立憲民主党の枝野幸男代表が民主党時代に発表した憲法改正私案をめぐり、旧民主党のメンバー間で見解が割れている。
枝野氏は、私案は「集団的自衛権の行使を容認していません」と説明するが、希望の党の長島昭久政調会長は「???明らかに、容認しています。当時、私はそれを直ちに支持しました」と、異論を唱えている。「私案」からの変節は本当にないのか。
改憲私案「撤回」報道に反応
枝野氏は2017年12月2日、
「自身が民主党時代に公表し、集団的自衛権の行使容認を含む憲法改正私案について『有効ではない』と述べ、撤回した」
などと報じる日経新聞の記事をツイッターで引用し、
「私のかつての私案は集団的自衛権の行使を容認していません。記者の皆さんも聞いていた直前のテレビの収録で明確に説明しています」
と反論した。この書き込みに、長島氏が
「???明らかに、容認しています。当時、私はそれを直ちに支持しました。笑 容認してないのならば、なぜ今になって撤回するのでしょうか?一度自ら公開論文として提案したものなのですから、どの点で誤りに気付いたのか、考え方を変えたのか、きちんと説明する責任があると思うのですが如何」
とかみついた。