37年間休眠していたエンジンが始動 ボイジャー1号

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   米航空宇宙局(NASA)は2017年12月2日(現地時間)、太陽系の外を探査する目的で1977年に打ち上げられた無人探査機「ボイジャー1号」のロケットエンジンを37年ぶりに噴射することに成功したと発表した。11月28日に、ボイジャーのエンジニアが宇宙船の位置の調整のテストのため、ボイジャー1号の4つのエンジンを噴射した。ボイジャー1号は地球から約130億マイル(約200億キロ)離れた場所を飛んでおり、米・カリフォルニア州のゴールドストンにあるアンテナがその情報を受信するまでに19時間35分かかったという。

   NASAの発表によると、

「エンジンが37年ぶりに機能し、ボイジャー1号の寿命を2、3年延ばすことが出来る」

と、ボイジャーのプロジェクトマネージャーであるスザンヌ・ドッド氏は述べた。

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