娘の手には、「パパ」と書かれたうちわ
大迫の鋭いまなざしは、レース後も変わらなかった。お立ち台のインタビューでは、「自己ベストが出て、非常にうれしい。もう少しトップ争いに入れたら良かった」とコメント。
「まだ東京五輪については考えていない。1つ1つ目の前の大会に集中したい」
と淡々とした表情で語った。
だが5歳の娘がお立ち台に上がると、緊張感からフッと解放されたようだ。大迫は両腕で娘を迎え入れ、満面の笑みでぎゅっと抱きしめた。そして2人で、報道カメラの写真撮影に応じた。
実況担当のアナウンサーは思わず、
「娘さんを今、抱きかかえて、レースの時とはうそのような、やわらかい表情にもなりました」
娘の手には、「パパ」と書かれたうちわが。この光景に、ツイッターなどインターネット上は
「大迫娘ちゃん来たらすっかりパパの顔。微笑ましい」
「競技に対してとは正反対で娘ちゃんにはデレデレの大迫さん好き」
「大迫くんが娘ちゃんの顔みてパパの顔に戻る瞬間グッときた」
「大迫くんの娘さん可愛い!パパって団扇持ってる」
といった声であふれ返った。