「他で何か違う質問があったら言ってみたらどうでしょうか」
まだ終わらない。別の記者が「横綱に」と言って「事件当日のこと、何があって、どういう経緯があったのか。また(会見中、日馬富士自身が述べていた)『これまでやっていなかった』という貴ノ岩への指導はどんな思いだったのか」と聞いたが、
「いいですか? 今の質問に対して。捜査が続いているのでそういったことには答えられないです。今の指導についても、さっきも述べていますので。質問が同じようになっていますので、もし他で何か違う質問があったら言ってみたらどうでしょうか」
と苛立ったように呼びかけた。会見が終わると、親方は礼をして足早に会場を去った。
ツイッター上では親方のこうした態度に
「日馬富士の引退会見ってより伊勢ケ浜親方の逆ギレ会見であった、、、、」
「会見の伊勢ケ浜の言い草見てたら、貴乃花キレて当然だわ」
「伊勢ケ浜親方の態度が悪い。最初の涙は何だったのか?」
「日馬富士引退会見の伊勢ケ浜親方の対応悪くねーか」
と違和感の声が続々。ただ、
「同じような質問をしつこく繰り返す記者を制する伊勢ケ浜親方、素敵」
「伊勢ケ浜親方、お気持ちはわかりますが、質問が似ていても被っても何度でも何度でも応えさせてあげてください」
「伊勢ケ浜親方、納得いってなさそうやった」
と皮肉とも理解ともつかぬ声も出ていた。