「伊勢ヶ浜親方の逆ギレ会見?!」 日馬富士引退で涙の入場も一転、記者の質問にイライラ

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   「最初の涙は何だったのか?」――横綱・日馬富士が会見を開いて引退を表明したが、同席した師匠・伊勢ヶ浜親方が良くも悪くも目立ってしまった。

   親方は涙を浮かべて入場。ハンカチで目元をぬぐい、声もどこか弱々しかった。だが、報道陣の質問に答え始めると、空気は一変した。

  • 横綱・日馬富士が引退表明(画像は伊勢ヶ浜部屋の公式HPから)
    横綱・日馬富士が引退表明(画像は伊勢ヶ浜部屋の公式HPから)
  • 横綱・日馬富士が引退表明(画像は伊勢ヶ浜部屋の公式HPから)

「私は全部筋道を通してきちんとやっていました」

   日馬富士は2017年11月29日に福岡で会見を開き、平幕・貴ノ岩への暴行問題の責任を取る形で引退を表明した。同席した伊勢ヶ浜親方は会場入場時から目を赤くしていた。引退届の提出などを報告する冒頭あいさつでは時折ハンカチで目元をぬぐった。言葉に詰まる場面もあった。「ただただ支えていただいたファンのみなさま、相撲協会の皆さまに心からお礼とお詫びを申し上げます。本当にすみませんでした」と、2人で頭を下げた。

   憔悴しきった親方だが、報道陣からの質疑にうつると様子が変わる。「師匠は公益財団法人(日本相撲協会)の理事でもある。今回の(暴行問題の)件、これまでの対応を振り返って、ご自身のことをどう評価するか」との質問には

「私ですか? 私は全部筋道を通してきちんとやっていました。それだけです」

と一言。続けて「対応が遅れたとの声もある」と問われると、返す刀で

「何の対応ですか? 私は(問題を)知ってすぐに謝罪しましたよ。電話でもしました。断られたこともありましたけど、そういったことはきちんとやりました」

と、強張った表情で返答した。

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