海外産では「アルガンオイル」と「マカダミアナッツ油」
油研究の第一人者の慶応大学の井上浩義教授が、海外産の油の中でイチオシしたのが、最近人気急上昇の「アルガンオイル」。モロッコが原産のアルガンという植物の実を絞った油だ。ビタミンEやリノール酸、それにサポニンという肌のうるおいを助ける成分が豊富に含まれている。
井上教授「味がしっかりしているため、パンにつけると美味しいし、美容液のように肌に直接塗るという使い方もできます」
コメンテーターの一色清さんがパンにつけて食べた。
一色さん「ゴマをぎゅっと絞ったような香りで、けっこういけます」
松尾キャスターが肌に塗ってみた。
松尾キャスター「サラッとして、よく広がります」
井上教授が次に勧めたのは「マカダミアナッツ油」だ。オーストラリアやハワイ原産のマカダミアナッツを絞った油だ。「トリプトファン」という成分をたっぷり含んでいる。トリプトファンは「癒しホルモン」と呼ばれるセロトニンを分泌させる働きがあり、リラックスや安眠効果が期待できる。熱にも強く、いろいろな料理に使える。
井上教授「肌にもいい成分をたくさん含んでいるので、これも直接肌に塗るといいですよ」