「相撲記者」は世間とズレている? 識者コメント、違和感なぜ

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「やろうとしているのは改革ではなく『革命』ですよ」

   暴行問題では、日本相撲協会執行部と、貴ノ岩の師匠・貴乃花親方との軋轢もクローズアップされているが、同会友らの言葉をめぐってはツイッターで「相撲協会寄りな意見にしか聞こえない」といった声も少なくなく、総じて貴乃花親方に否定的との指摘がある。

   同会友の原和男氏は22日の「深層NEWS」(BS日テレ)で、「改革派」とも言われる貴乃花親方について

「改革する内容について、どれだけ自分が実務的に協会の組織で体験したか。残念ながら体験の日数も種目もごくわずかしかない。それで一体なぜ、本格的な問題点を改革しようと言えるのか、不思議ですよ」

と疑問を呈した。

   「そういったものを表沙汰にするきっかけを貴乃花が作った、とすれば協会は揺さぶられますよ。でも揺さぶられながら、良い方向への体質改善も進むだろうという別の期待感も出た」と加えたが、「自分の弟子(貴ノ岩)の当事者に(協会危機管理委員会の聴取に)応じさせないのは、どう考えたってあり得ないし損な話です」とやはり貴乃花親方を批判した。

   27日の「スッキリ」(日本テレビ系)には同会友の銅谷志朗氏(73)が出演。「貴乃花親方にはポリシーがある。これが執行部と合わないことはあるかもしれません。今の執行部は伝統を守らないといけない。伝統を守るために改革もしないといけない」とした上で、

「貴乃花親方も『改革』とよく言っています。でも今やろうとしているのは改革ではなく『革命』ですよ。そうでしょう。相撲協会という組織を飛び越えてやっています」

と、その行動を批判した。

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