復旧に時間がかかっている理由は...
J-CASTニュースは11月28日、復旧に時間がかかっている理由について千代田区文化振興課に取材した。
担当者の話によると、サイトの不具合が生じたのは7日19時22分頃。その後外部からの不正アクセスによるウイルスをウェブサーバが検知し、正常に機能しなくなったため、8日11時15分にサイトの公開を停止した。
通常であれば機械上でウイルスを駆除してすぐに復旧するが、サイトを構築したのが10年前のため、そのまま元の状態に戻すだけでは再び同様の事態が発生する可能性があり、チェックに時間がかかっている。一方、以前から新しいサイトを18年3月に公開する予定があり、すでにそちらの作業が順次進められている。サイトだけでなく、図書館のシステムを全てリプレイスする予定のため、サイトだけ前倒しして公開することはできないのだという。
担当者は、
「安全のためのチェックを優先しているため、今後の対応は検討中です。調査の結果が出次第お知らせいたします」
と現状を明かした。
図書館は通常通り開館しており、資料の予約・確認などは電話や窓口でも対応している。