パスタ代わりの「そば」でダイエット
三つ目は「長寿」。
動脈硬化、メタボリックシンドローム、糖尿病などを予防し、「長寿ホルモン」として注目を集める「アディポネクチン」は、雑穀、大豆食品、緑茶、海藻など、伝統的な和の食材を摂(と)ると増える。
特に緑茶は「奇跡の飲み物」として海外で大ブームだ。緑茶を一日一杯以上飲み、ミカンなどのかんきつ類を毎日食べていると、ガンの発症リスクが17%低くなるとの研究結果がある。
青魚に多く含まれる「EPA(エイコサペンタエン酸)」も、アディポネクチンの分泌量を増やすといわれる。
最後は「ダイエット」だ。
海外では今、そばがヘルシーなダイエット食として人気で、大物歌手のマドンナも食べているという。
食物繊維が豊富で、血糖値の上昇をゆるやかにするので太りにくくなるほか、美肌に欠かせないビタミンB2、タンパク質も多い。
エリカ氏オススメのそばを使ったメニューが「スーパーダイエットそばパスタ」だ。
オリーブオイルでニンニク、タマネギ、ブロッコリー、パプリカ、缶詰のツナ、トマトを炒め、最後にゆでたそばを入れて塩で味付けしたら出来上がり。海外ではこのような「そばパスタ」や、生野菜とそばを合わせる「そばサラダ」など、一風変わった食べ方が人気だという。