こたつでまったりお茶とミカン 日本の冬の「あるある」、実は長寿の源だった

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【世界一受けたい授業】(日本テレビ系)2017年11月18日放送
「美肌・長寿・ダイエット 海外が注目する和食パワー」

   日本人が日常的に口にしている「和食」が今、海外で「健康的」だとブームになっているのをご存知だろうか。例えば、しらたきは、低カロリーで食物繊維が豊富、満腹感も得られるとして「ミラクルヌードル」や「禅パスタ」と呼ばれ、パスタの代わりに使うのが人気だ。

   ここ10年で、海外の和食レストランの軒数が4倍近く増えたというデータもある。番組では、ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントを務めたエリカ・アンギャル氏が、外国人から見た和食の「4つの魅力」を伝えた。

和食の調理法が老化を防ぐ

   一つ目の魅力は「美肌」。

   エリカ氏は32年前、15歳の時に交換留学生としてオーストラリアから大分県にやって来た。当時、頬やあごに多くのにきびがあったが、ホームステイ先で「一汁三菜」の伝統的な和食を毎日食べていたら、1か月ほどでにきびが消えた。

   エリカ氏が特に勧める美肌食材は「豆腐」だ。海外ではスーパーフードの「TOFU」として人気で、スムージーに加えるのが流行しているという。

   美容に欠かせない大豆イソフラボンをはじめ、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンなど、様々な栄養素が豊富に含まれている。

   二つ目は「老化予防」だ。

   食品に含まれる糖とタンパク質が加熱されると、「AGE」という老化を進める物質が生成されるが、その量は調理法で変わる。

   和食は煮る、ゆでる、蒸すなど、水を使う「モイストヒート」と呼ばれる調理法が中心。一方海外では、焼く、揚げるなど、水を使わない「ドライヒート」が主流だ。

   AGEは高温で加熱すればするほど多くなるが、モイストヒートよりドライヒートの方が温度が高い。モイストヒートは、ドライヒートの料理に比べ、AGEが約50%カットできるとの研究結果もある。

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