「釣り動画」に批判殺到
今回、ネット上で改めて問題視されているのは、同グループが謝罪翌日の25日夜に投稿した動画の内容だ。
タイトルは「もう耐えきれません 解散します」となっているが、中身はいわゆる「釣り」のような内容。動画の冒頭では、今回の騒動で大きな批判が集まっていることについて、「僕たちが悪いねんな」「耐えきれない」と言及。その上で、
「今日をもちましてチョコレートスニッカーズは解散させて頂きます。本当に応援して下さった皆様ありがとうございました」
と宣言するも、その直後に、グループ名を「チョコレートスニーカーズ」に変更して活動を続けると伝えたのだ。
このように、サイゼリヤでの騒動を「ネタ」にしたような内容に、動画のコメント欄やツイッターには、
「全く反省していないことが明らかとなった。動画は見るだけ無駄」
「3人ともふざけすぎて誠意が感じられない」
「炎上商法なのかは知りませんが気分が悪いです。ちょっとふざけすぎてませんか?」
といった批判が殺到。ただ一方で、「おれはこいつら好き」「これからも応援してる」と彼らの活動姿勢に一定の評価を送るファンも現れていた。
なお、このグループは26日夜、「マクドナルドで全品頼んでみた」と題した動画を公開。ネット上では、この動画の中でメンバーの1人が、今回の騒動はサイゼリヤ側が「悪い」と発言したようにも受け取れる一幕があったとの指摘も上がっている。
問題の発言部分には「ピー」という規制音が流れていたため、発言の内容は確認できないが、動画を見たユーザーの一部からは、規制音と同時に表示されたモザイクの入った字幕の形が「サイゼリヤ」に見えるなどとして、
「ネタとしても言ってはいけないと思う」
「サイゼリヤは悪くないだろ」
との批判も出ている。
J-CASTニュース編集部では27日、メンバーのツイッターを通じてグループ側に連絡を取ろうとしたが、同日19時までに返答はなかった。