泉谷しげると武田鉄矢、「成人雑誌」で激論 「構わない」VS「じじいだから読む」

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   武田鉄矢さん(68)と泉谷しげるさん(69)の同世代の歌手2人が、2017年11月26日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系、日曜10時~11時15分)で、成人雑誌のコンビニでの扱いについて正反対の意見を主張した。

   「(販売中止でも)構わない」と、取り扱い中止について肯定的なスタンスを取る泉谷さんに対し、武田さんは「どっかに置いといて欲しい」と、「愛好家」の立場から異を唱えた。

  • 泉谷しげるは「構わない」派だが…?
    泉谷しげるは「構わない」派だが…?
  • 泉谷しげるは「構わない」派だが…?

「禁止されているから見たくなる」

   コンビニのミニストップが2017年11月21日に発表した成人雑誌の取り扱いの中止については、決定のきっかけとなった、成人誌の陳列対策に取り組む千葉市からの働きかけや表現規制の側面から、その是非が議論となっている。

   この話題は11月26日の「ワイドナショー」でも取り上げられ、泉谷さんは、自身の年齢もあり、そうした女性への興味が薄れているため、

「(販売中止でも)構わない」

と語り、

「扇情的なことって禁止されているから見たくなるんで、公にしない方がいいと思う。あってもいいけどこそこそしている方がいいかな」

と、専門店を作るなどして、コンビニでの取り扱いについては中止でも問題ない、という考えを披露した。

   他の出演者からも、井上咲楽さん(18)は女性の立場から、

「正直ちょっと安心したというか...。(成人誌コーナーがトイレの近くにあるため)そこを通るのが凄く嫌で」

とコメント。スタジオ全体としてコンビニでの成人誌取り扱い中止を「是」と捉える雰囲気だったが、そこで異を唱えたのが武田さんだった。

「見る人は徹底して見る。俺は見るね」

武田さんは、

「じじいだから読むんですよ!」
「どっかに置いといて欲しいですよね」
「見る人は徹底して見る。俺は見るね」

と持論を展開し、「エロの惰性」という概念を持ち出して力説した。

   実際に、J-CASTニュースが11月22日にコンビニ各社に取材したところ、ミニストップとローソンの広報担当者からは、成人誌を購入するのは「50代以上の比較的高齢の男性」(ミニストップ)「シニア層」(ローソン)という返答があった。武田さん言うところの「エロの惰性」が影響しているのだろうか。

また、武田さんは、

「あんまり街全体をきれいにしない方が...。何か問題があるほうがいいんじゃないかな」

ともコメントしていた。武田さんが主人公を演じた「三年B組金八先生」といえば、「腐ったみかん」(=問題生徒)を排除すべきか否か、をめぐるエピソードが有名だが(金八先生は排除しなかった)、その方向性は今も変わっていないようだ。

   こうした武田さんの成人誌への思い入れを語る姿に、ツイッターでは、

「今日テレビで武田鉄矢が言った「我々にはエロの惰性が付いてるから...」って言葉すごくわかる。性欲も枯れて勃たなくなってもエロに興味を持とうとするのは性への執着というより生への執着なんだと思う」
「ジジイだからエロ本を読む、武田鉄矢の名言誕生」
「コンビニでの成人雑誌の扱いの件、擁護側に立つのがさっきまで歴史についてアツく語っていた武田鉄矢だけっていう構図がちょっと面白いな」

と、共感から驚嘆まで様々な反応が投稿された。

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