「見る人は徹底して見る。俺は見るね」
武田さんは、
「じじいだから読むんですよ!」
「どっかに置いといて欲しいですよね」
「見る人は徹底して見る。俺は見るね」
と持論を展開し、「エロの惰性」という概念を持ち出して力説した。
実際に、J-CASTニュースが11月22日にコンビニ各社に取材したところ、ミニストップとローソンの広報担当者からは、成人誌を購入するのは「50代以上の比較的高齢の男性」(ミニストップ)「シニア層」(ローソン)という返答があった。武田さん言うところの「エロの惰性」が影響しているのだろうか。
また、武田さんは、
「あんまり街全体をきれいにしない方が...。何か問題があるほうがいいんじゃないかな」
ともコメントしていた。武田さんが主人公を演じた「三年B組金八先生」といえば、「腐ったみかん」(=問題生徒)を排除すべきか否か、をめぐるエピソードが有名だが(金八先生は排除しなかった)、その方向性は今も変わっていないようだ。
こうした武田さんの成人誌への思い入れを語る姿に、ツイッターでは、
「今日テレビで武田鉄矢が言った「我々にはエロの惰性が付いてるから...」って言葉すごくわかる。性欲も枯れて勃たなくなってもエロに興味を持とうとするのは性への執着というより生への執着なんだと思う」
「ジジイだからエロ本を読む、武田鉄矢の名言誕生」
「コンビニでの成人雑誌の扱いの件、擁護側に立つのがさっきまで歴史についてアツく語っていた武田鉄矢だけっていう構図がちょっと面白いな」
と、共感から驚嘆まで様々な反応が投稿された。