中国「双11」が変えた世界の消費 もはや国内のお祭りではない

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「ダブルイレブン」でVR商店も

   中国人の生活を変えたショッピングモデルと社会の連携革新は、「ダブルイレブン」の海外進出とともに、今まさに世界へと広まりつつある。

   これは、いわゆる「爆買い」を支えた技術アプリが人々の生活を変えたことを意味する。11月7日、ロシア企業とアリババがともに打ち立てた世界初のバーチャル・リアリティー(VR)商店ネットワークが、正式にユーザーに開放された。このプロジェクトはロシアの11都市で121店のVR商店を開き、ユーザーはスマホあるいはタブレットでアプリをダウンロードし、家でVRへルメットを利用して、その中で商品の情報と価格を調べ、買い物注文を出すというものだ。

   「ダブルイレブン」の大きな成功は、中国外の多くの小売商に新たにEコマースの価値とデジタル生活の意義を見直させている。ブラジルの小売販売会社ヴィアはすでに3年連続で「ダブルイレブン」のセールを行っている。

   アリババが作りだした「ダブルイレブン」は、今やもはや世界のお祭りになりつつある。

(在北京ジャーナリスト 陳言)

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