頑固な便秘の陰に腸が動かない「停滞腸」 「もち麦」の活用と、おへそのツボで解決

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もち麦を2週間食べたら、善玉菌が1割から6割に増えた

   番組では、小林院長の診察を受けた「停滞腸」の9人の女性にもち麦生活にチャレンジしてもらった。もち麦が3割入ったご飯を、毎日朝と夜の2回、好きな食べ方で2週間食べる(もち麦1日約40グラム)。2週間後、青江教授の研究室で腸内細菌の状態を調べると、9人中5人が善玉菌の比率が増えた。特に1人の女性は、最初は善玉菌が1割もなかったのに、何と6割以上に向上した。また、エコーで腸のぜん動運動の状態をチェックすると、9人全員に腸の動きの改善が見られた。

青江教授「もち麦は食物繊維が多すぎるくらいなので、下痢などの異変があったら、少量から始め、徐々に量を増やすよう調節してください」

   番組では、フランス料理シェフの秋元さくらさんが、もち麦のゆで方の基本を教えた。あらゆる料理に使えて便利だ。材料はもち麦100グラム、塩ひとつまみ、水600ミリリットル。鍋に水を入れて沸騰させる。もち麦と塩を加え、中火で20分ゆでる。ザルに上げて水気を切り、ぬめりを落としてできあがり。

秋元さん「調理のポイントは2つあります。1つめは、沸騰したお湯にもち麦を入れること。お湯が沸いてから加えると、もち麦特有のモチモチ食感が際立つのです。2つめは、塩を少し加えること。もち麦の甘みが引き立ちます。ゆでたもち麦を水に漬けても栄養は逃げません。ぬめりを落とすと、そのままサラダなどの料理にすぐに使えますし、ラップをして保存することもできます」
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