大相撲の横綱・日馬富士(33)が幕内・貴ノ岩(27)に暴行した問題で、元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(37)によるマスコミ批判が続いている。
モンゴルのバトトルガ大統領が暴行問題について、安倍晋三首相と話し合いを持ちたい意向を示したとする報道を念頭に「大統領に対してまた嘘書きました!!」。朝青龍氏はツイッターで日刊スポーツを名指しし、そう投稿した。
朝青龍氏が大統領に報告した、と報じた
朝青龍氏は2017年11月24日昼、「やぱり日刊スポーツか?大統領に対してまた嘘書きました!!」(原文ママ)とツイッターに書き込んだ。ここでの「大統領」は、同氏がモンゴル大統領特使を務めていることからして、モンゴルのバトトルガ大統領とみられる。朝青龍氏は、バトトルガ氏をめぐる日刊スポーツの記事に「嘘」があると主張したのだ。
バトトルガ氏に触れている日刊スポーツの記事は、直近の1か月では11月24日の紙面に1面トップで
「日馬暴行ついに国際問題化 元朝青龍介入」
「モンゴル大統領動かした 安倍首相と『話し合いの場』望む」
と題して掲載された記事のみ。記事の一部はウェブサイトにも掲載された。
記事では関係者の話として、朝青龍氏がバトトルガ氏に日馬富士の暴行問題を報告していたことが分かったと報じた。関係者は続けて、「大統領は安倍首相と今回の件で話し合いの場を持ちたい意向のようです」とも明かしたという。
朝青龍氏のツイートには、先述の記事を引用する形で「ドルジ、この記事は嘘と思っていいんですね?」などと確認を求めるリプライ(返信)が相次いでおり、返信の中には
「マスメディアの嘘には抗議します!」
「許せない!大統領に対しても嘘をつくなんて!!」
といった声も相次いでいる。