タレント・滝沢カレンさん(25)が、ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)で「滝沢節」を連発し、物議を醸している。
2017年11月23日の放送回では「職人」たちを特集したが、インタビュー内容が「失礼すぎる」として不愉快に感じた人がいたようだ。
4字熟語で流儀を表現
この日は、「京都・舞妓スペシャル 美と心はこうして作られる」と題し、舞妓を支える職人たちに密着。独特な言葉選びで人気の滝沢さんを特別ゲストに招き、滝沢さん自身が職人のもとを訪ね、「仕事の流儀」を探った。
バラエティを中心に活躍する滝沢さんの起用について、番組公式ツイッターは放送直後、
「不安視する声もありますが、ご安心を!ご本人は『言葉の引き出しを間違えてしまう』とおっしゃっていましたが、たくさんの本を読まれる勉強家。どんな流儀をカレンさんが引き出すか、ご注目!」
とつづっていたが、番組冒頭で早くもその不安が的中した。
「プロフェッショナル」が大好きと話す滝沢さん。自身の仕事の流儀を聞かれ、
「流儀って何ですか?」「スローガンみたいな?」
とさっそく持ち味を披露。
その後の職人たちへの取材でも手を緩めない。「花かんざし職人」とのインタビューでは、番組スタッフから職人の「仕事の流儀」を言い当てるよう振られ、
「信念指先」
とズバリ。「ただ器用な感じだと申し訳ない」として「一流頑固」と言い直したが、職人は終始苦笑いだった。
また、「帯職人」へのインタビューでは、「裏方愉快」と言い、その理由を
「裏方なのに愉快な人っていたんだっということで。裏方は顔を出さない、顔を引っ込めるので有名ですけど顔を出した時にこんなに愉快だったんだって」
と説明。「いつまでもその愉快を忘れないでほしいし、でも裏方ってこともしっかりわきまえてこれからも頑張ってほしいな」とメッセージを送った。