「デザインが酷似していたため...」
ヤフーオークションでは、11月24日昼過ぎ時点で、取り違えの該当商品について検索しても出てこなかった。ただ、「どん兵衛 レア」「どん兵衛 回収」などが検索候補ワードに出てくるため、関心を持つ人は多いようだ。
日清食品ホールディングスの広報部は24日昼過ぎ、J-CASTニュースの取材に対し、ヤフオクやメルカリなどに転売されているかについて、「そのような情報は把握しておりません」と答えた。
どのぐらい自主回収できたかについて、具体的な件数は公表していないという。健康被害については、問い合わせはまだないとしている。
そばとうどんのケース取り違えになぜ気付かなかったのかについては、こう説明している。
「今回は、そのケースデザインが酷似していたため、誤って別商品のカップ容器を製造ラインに投入したために発生したものです。さらに中のカップ容器の色も似ていたため、発見されずに出荷されてしまいました。これまでは一定の頻度で抜き取り調査を行っていましたが、今後はカップ全数検査をする仕組みの導入などを検討し、再発防止に努めさせていただきます」