【ソレダメ!】(テレビ東京)2017年11月15日放送
「胸を揉めば肩こり&腰痛改善!バストアップもできる乳トレ」
多くの日本人が悩まされる「肩こり」と「腰痛」。肩を回したり腰を揉んでもらったりしても、一時は楽になるが、なかなか改善されないものだ。
そんな肩こりと腰痛改善に効くトレーニングが、整体師の朝井麗華氏が勧める、胸を揉む「乳トレ」だ。1日5分ほどで、バストの形が良くなる効果も期待できる。
痛いくらいの強さが効果的
まずは腰痛に効果的な乳トレだ。
右胸を左手で体の中心に寄せ、グーの形に握った右手の指の第2関節を、右の脇の下に縦に当てる。右手の拳を「痛気持ちいい」くらいの強さで筋肉に当てながら、バストトップの方にスライドさせる。拳の位置は徐々に下げていき、三方向から行う。痛いと感じたらろっ骨の筋肉がこっている証拠だ。1日左右5セットを目安にしよう。
ろっ骨の筋肉が固くなると、周囲の筋肉も固くなっている可能性が高く、腰痛の大きな原因の一つとなる。ろっ骨の筋肉をほぐすのが腰痛改善に効果的だ。
肩こり改善には「バストくるくる」。その名の通り、大胸筋をくるくるするトレーニングだ。
胸の土台の大胸筋が固くなると、肩が内側に入る「巻き肩」になり、周囲の血流が悪くなって肩こりの原因となる。
右手で下から右胸を支え、左の手のひらで胸の上の大胸筋を内側から外側へ5回くるくる回す。その後、脇の下のリンパ節まで流すように押す。1日左右1分ずつ行う。
もう一つ、肩こりに効くのが「くるリンパ」だ。
左手の親指以外の4本の指を右の脇の中心に刺し、親指でかなり強めに脇の前をつかむ。そのまま右腕を伸ばしながらゆっくり肩を回す。前回しと後ろ回しを5回ずつ行う。
脇の下は血液、リンパ液の循環をつかさどっているほか、胸と背中の筋肉をつなげているので、ほぐすと肩こり改善につながる。
スタジオで実践したNEWSの増田貴久は、「くるリンパ」した方の顔がリフトアップされていた。肩こりだけでなく、思わぬ効果も得られるトレーニングだ。