今度は貴乃花に「応援団」か 立川志らく「なんでいけないの?」 石原慎太郎「勇気は素晴らしい」

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石原慎太郎氏「正式に告発した貴乃花親方の勇気は素晴らしい」

   石原慎太郎・元東京都知事も22日、ツイッターで「これだけモンゴル人の力士が増えると相撲協会も彼等に気兼ねせざるを得まい」とした上で、

「横綱の目下の者への暴力は相撲道の恥だ。それを正式に告発した貴乃花親方の勇気は素晴らしい」

と称賛した。

   貴乃花親方は、ここまで情報提供をほぼシャットアウトしている。11月21日付の朝日新聞では関係者の話として、協会の危機管理委員会が要請した貴ノ岩への聴取を、親方が「警察の捜査が優先」として拒否したと報じた。

   こうした「反協会」的な沈黙がネガティブな憶測も呼んでいる。21日「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)では、ある横綱審議委員が「貴乃花親方をこらしめないとダメだ。今の協会が悪くて現理事を一掃することが正義だと思っている」「己の目的のために横綱という宝を利用するのはいかん」と批判。これに東京相撲記者クラブ会友・大隅潔氏は「結構的を射ている」と同調した。

   だが、前出の「とくダネ」では、小倉智昭さんが「不信感が強いんでしょう。そういう協会をこれから自分が改革しないといけないという意志が、ここに表れていると思う」と、協会に報告しなかったことに一部理解を示すように話していた。

   協会執行部への不信の背景について、22日発売の週刊文春(11月30日号)は貴乃花一門の関係者の話としてこう報じた。15年11月に北の湖理事長(当時)が病死し、急きょ八角新理事長が就任したが、この時に北の湖体制の外部ブレーンを自分の人脈に一新。北の湖氏をリスペクトしてきた貴乃花親方からすれば、それは八角理事長一派による「相撲協会の私物化にしか映らなかった」と書いている。

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