元SMAPの稲垣吾郎さんが2017年11月21日、ブログを更新し、「72時間ホンネテレビ」で約20年ぶりに共演した、元SMAPの森且行さんに対する思いを明かした。
「森君の表情は、歳月と共にモノクロームに変わってしまっていたが、再会を境にまた鮮やかに色づき始めました」など、再会したことで感じた率直な心境をつづっている。
「これからもNAKAMAとして頑張っていきましょう」
稲垣さんは冒頭、「これからも応援してくれてるファンの為にも笑いと感動をよろしくね、吾郎ちゃん。あ、ゴロちゃんだ」とのメールが「ホンネテレビ」終了後に森さんから届いたとし、「嬉しかった」と一言。
SMAP結成は10代の時。稲垣さんは「10代の頃は自分自身に精一杯で人の気持ちなんて考えてられなかった」とする一方、「森君は僕の性格を分かっていてあえて香取(慎吾)君や草彅(剛)君とは違う距離を守っていてくれたんだろう。一見、無邪気で猪突猛進な人間に見えるが、実は人一倍繊細な優しい心で周りを見ていたんだね。僕なんて変わり者でナルシストで...接し難かっただろうな。。」と、森さんの「気遣い」を推察している。
森さん脱退後は、公の場で共演することのなかった2人。稲垣さんは「ホンネテレビ」での再会について「長い月日を経て、こうしてまた再会出来るなんて夢にも思ってなかった」と驚きを隠さなかった。番組中、森さんが出場するオートレースを観戦した時のことを振り返り「あの日、試合の結果を気にしてなのか照れ臭さそうに走ってきた森君のはにかんだ笑顔を僕は忘れない」と強く印象に残ったようだ。その上で
「ステージは違うけど夢を追い求める者同士、これからもNAKAMAとして頑張っていきましょう」
と決意を書いている。
「再会を境にまた鮮やかに色づき始めました」
森さんが脱退したのは1996年。当時と、2017年の再会を比較し、
「約二十年前の夜、お別れ会で握手を交わした森君の表情は、歳月と共にモノクロームに変わってしまっていたが、再会を境にまた鮮やかに色づき始めました」
と喜びをにじませた。その20年前の「お別れ会」の場所なのか、「あ、僕の思い出のなかでは収録終わりの四谷三丁目のお店が、最後のお別れ会になってるのよ。森君ごめんね」と加えていた。最後に「また」とつづっている。
率直な心情がつづられた文章に、ファンは稲垣さんのツイッターへ
「森くんとゴロちゃんのあったかいエピソードをファンにも教えてくれてありがとう!」
「素敵なブログでした。歳を重ねてきた人ならわかるんじゃないかなと...一生NAKAMAですよね」
「私の中では、吾郎さんと森くんのあの距離感が羨ましいなってずっと思っていました。心の一番奥の深いところをわかり合っているもの同士の、優しい距離感」
など、続々とメッセージを寄せている。