二階幹事長「常識的に考えれば分かること」
11月20日夕には、国会での野党の対応を問題視。記者会見で、役員会でのやり取りを紹介する中で、13時から始まった本会議向けの質問通告があったのが11時過ぎだったとして、
「かなりの負担も含めて、遅いというのが分かると思う」
と指摘。それ以外に、文科委員会への通告が早朝5時だったことを挙げながら、
「各役所は拘束されることも含めて、電車もなくて家に帰れない。朝5時なら電車もあるかもしれないが、結局それだけ負担がかかっている。そういったことが以前よりひどくなっているという状況の中で、働き方改革を進めている中で、考えるべきことがあるんじゃないか、ということも話題に上がった」
と述べ、同席していた二階俊博幹事長も
「常識的に考えれば分かること。これは皆様も是非ご協力をお願いしたい」
と続けた。
ただ、希望の党は、質問要旨は前日の16時53分に通告しており、全文「未定稿」も当日の9時30分に通告したと説明。11時20分に通告した全文「確定稿」は、未定稿の誤字を直したに過ぎないとしており、岸本周平・役員室長名で「小泉氏の発言には事実誤認があると考える」とするコメントを発表している。
小泉氏は翌11月21日の記者会見で、
「未定稿のものが何時だったとか、そういったことをしっかり確認する必要はあるが、いずれにしても、早くやっていただければいいのでは」
と応じた。