偏食は天才アスリートの証明か 宇野昌磨「肉しか食べない伝説」

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中田英寿さんは「コンプレックス」とも

   もうひとり、野菜が苦手と知られるのが、サッカー日本代表で活躍した中田英寿さんだ。2013年6月4日付の日刊スポーツでは、「カレー、ハンバーガー、ラーメン、お菓子を好み、ホウレンソウ、キュウリ、キャベツなどの野菜類には手を付けず、栄養の偏りはビタミン剤で補った」と書かれている。スポーツ専門メディア「Number Web」では、中田さんのかつての「名言」を紹介している。

「俺みたいな職業についていながら、野菜が食べられないっていうのは、正直、結構なコンプレックスにはなってますね」

   男子体操でロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪の金メダリスト、内村航平選手も、野菜をあまり好まないと言われる半面、チョコ菓子が大好物という。

   3人のアスリートの実績は、いまさら説明の必要はないだろう。先述の「バンキシャ!」に出演していた元陸上ハードル選手の為末大さんも、「現役時代、野菜は最初嫌いだった」と明かした。一方で、徐々に食べるようになったとも。宇野選手についてはまだ19歳と若く、疲れの回復が早いのでそこまで食事が気にならないのだろうと推測した。

   一方でアスリートが年齢を重ねていくと、練習量よりも「いかに疲労を回復させるか」が大事になり、そのための食事が重視されるようになる。そうなれば宇野選手も、徐々に野菜や栄養面の興味を持っていくかもしれない。もっとも、こうした理論を超越するような大天才アスリートの可能性もある。

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