「サウジアラビアは査証(ビザ)取得が難しい」
投稿には「同志達をスムーズにサウジアラビアまで連れて行ってくれてありがとうございました」「ご配慮頂きありがとうございました」などと感謝するリプライが届いているが、外務省が本当に何らかの協力をしたかどうか、河野氏からそれ以上の言及はない。
ただ、浦和の堀孝史監督も外務省の協力について言及していた。日本サッカー協会(JFA)公式サイトは18日、現地で開いた同日の記者会見のレポートを公開しており、堀監督は「今回の渡航にあたって、サウジアラビアの関係者のみなさまや日本の外務省の方々が尽力してくださったと聞いています。そうしたサポートに関しても、感謝して明日の試合を戦いたいと考えています」と述べている。
外務省の担当者は20日、J-CASTニュースの取材に対し、浦和サポーターの渡航について
「サウジアラビアは査証(ビザ)取得が難しく、申請から時間がかかります。一度に多くの方が渡航するということで、在京大使館に宜しくお願いしますと協力の呼びかけはしていました」
と話す。河野氏らの言及については「そのことを仰っていたのかもしれません」としている。また、こうした呼びかけは
「あまり一般的にはしていません。今回は特に人数が多いということで、渡航できなくなるわけにはいきませんから、外務省としてできることをした次第です」
と話していた。
約6万人が詰めかけたこの決勝第1戦を、浦和は1対1で終えた。25日にホーム・埼玉スタジアムで行う第2戦との合計点で、ACL覇者が決まる。