元女子バレーボール選手の滝沢ななえさん(30)が、2017年11月16日放送のバラエティー番組「衝撃のアノ人に会ってみた!」(日テレ系)で、同性愛者であることをカミングアウトした。現在は年下の女性と交際しているという。
滝沢さんは「美人すぎる女子バレー選手」として、高校時代からバレーファンを中心に話題を集めてきた。過去には、美女アスリートを紹介するスポーツ番組のコーナーで取り上げられたこともある。
「女性の方と付き合っているんです」
滝沢さんは高校卒業後の2006年、「Vリーグ」の女子バレーチーム「パイオニアレッドウィングス」(14年に廃部)に入団。主にリベロやレシーバーのポジションで活躍した。その後、上尾メディックスというチームに移籍し、13年に現役を退団した。
今回の番組では、MCをつとめたお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さん(42)が、滝沢さんのファンだったことを告白。現役時代の写真が紹介されると、スタジオでは「めっちゃカワイイ」「モデルみたい」との歓声が飛び交った。
ファンを公言する徳井さんは、滝沢さんを「日本スポーツ史上最高の美女と言われた方です」とベタ褒め。現役時代には、ファンから自宅に署名捺印入りの婚姻届が届いたこともあった、との驚きのエピソードも明かした。
番組では、そんな滝沢さんの現在の姿をVTRで紹介。引退後は、都内の女性限定トレーニングジムで「美尻専門」のトレーナーとして活躍していることを伝えた。VTR中、レポーターから「お付き合いしている方はいますか?」と聞かれた滝沢さんは、
「いま、付き合っている方はいます。公にするのはちょっと初めてなんですけど、実はですね私、女性の方と付き合っているんです」
と告白。現在は年下の女性と交際しており、「とっても幸せ」だという。
その上で滝沢さんは、今回のカミングアウトについて、
「家族にも言えなかったし、変に取られるんじゃないかって...。やっぱり、怖かった部分はすごくありました。(今後は)本当に堂々と、『私はこうです』という風に明るく生きていきたいと思います」
とも話していた。