正看護師の資格を持つ
さらに林原さんは、医師による治療は「治すばかりが目的ではなくて、この先どう生きることが、あなたにとって苦しくないかを探すことでもあります」ともアドバイス。今後の生き方についても、自分の才能を活かせる道を探して欲しい、とも訴えた。
こうした励ましの言葉をつづった上で、林原さんは、
「上手である必要はないから心にある言葉や気持ちをできるだけ沢山、正直にドクターや家族に話して『未来』を歩いてくださいね」
との言葉をファンに送っている。
手紙の送り主の悩みに真摯に向き合って答える林原さんのブログに、ツイッターやネット掲示板では、
「凄いな...。ちょっと涙でた。こんな風に説明できるのって、素敵だと思う」
「いい人すぎるじゃん...そして、いい加減なことを書いてないのがすごい」
「他人事ではない、とても大切な言葉をもらえました。心に響いた」
などと感銘を受けるユーザーが続出している。
なお林原さんは、声優デビュー前に看護学校を卒業。読売新聞の11年6月8日記事などによれば、正看護師の資格を持っているという。実際、今回のブログでは実習の時に自閉症の子供と触れ合ったことがある、との経験も打ち明けていた。
そのためネット上では、
「そうだった。林原さん看護師めざしてらしたんだよね。超人気声優って立場になって、それで学校で学ばれたことをこういう形で伝えられるって、すごいこと」
「看護師として学ばれた方だからこその言葉だと思う」
といった反応も出ていた。