朝日新聞は2017年11月18日付の社説で、日本維新の会の足立康史衆院議員が他党議員を「犯罪者だと思っています」と発言、その後抗議されて「陳謝し撤回したい」としたことを取り上げ、「その軽薄さに驚く。言論の府を何だと思っているのか」と批判した。
社説は「政治家の言論 その荒廃ぶりを憂える」とのタイトル。足立議員は、いわゆる加計問題に関連してツイッターで「朝日新聞、死ね」と投稿したことがあり、これについても「感情的な敵意のほかにくみ取るものはない」と記した。
また、安倍首相が東京都議選の応援演説でヤジを受けた際、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と発言したことも取り上げ、「そんな粗雑な言動の先にあるのは政治の荒廃であり、それに翻弄される国民である」と結んでいる。