スマホのやりすぎは不眠も引き起こす 改善には「ぬり絵」が効果的!?

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【あさイチ】(NHK総合)2017年11月7日放送
「スゴ技Q スマホのやりすぎ!?不調の改善&予防のワザ」

   いまや多くの人が手にしているスマートフォン(スマホ)。便利さゆえに長時間使いすぎて、肩や首が凝ってしまうこともよくあるのでは。

   スマホのやりすぎは、凝りだけでなく、様々な体調不良を引き起こす。番組では、スマホによる不調の種類と改善法を紹介した。

老眼鏡で目の筋肉が休まる

   若い人でも、スマホが原因の「老眼」になってしまうケースが増えている。

   自分が「スマホ老眼」かチェックするには、腕を伸ばして人差し指を顔の前に出し、だんだん顔に近付けていく。ぼやけた地点で止めて、目までの距離を測る。30センチ以上離れていたらスマホ老眼だ。

   目のピントは、「毛様体筋(もうようたいきん)」が縮んだりゆるんだりして合わせている。近くを見る時は毛様体筋が縮むが、長時間近くのものを見続けると筋肉が凝り固まり、ピントの調整ができなくなって近くのものがぼやけるようになる。

   彩の国東大宮メディカルセンターの眼科専門医・平松類氏は、改善に「プラス2度の老眼鏡」を勧める。100円ショップでも入手できる。

   老眼鏡をかけ、1メートル以上離れたものを5分以上ぼーっと見るだけ。毛様体筋を休めてくれる。メガネやコンタクトレンズをしている人は外さず上からかけよう。スマホ老眼だけでなく、普段の疲れ目にも効果的だ。

   なお、加齢による老眼は筋肉の凝りではなく衰えが原因だ。この方法でもあまり回復は望めない。

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