「3日に1回くらいの割合で」
男性は、アパート・マンション名の記載がなく住所が特定できない頻度は「関東で色々なところに助っ人で回っているので中々建物を覚えられなく、いく先々で3日に1回くらいの割合で探し回って走り回ってます!」という。苦労したエピソードを聞くと「建物名がなく、8階まで階段で上がるところだったので登ったら違っていて、重い荷物を持って下まで降りたことですかね...」と明かした。
また、伝票記載の送り主の電話番号にもかけて建物名を確かめようとするが、「出てもらえないことも多くて困ります」とこぼす。「配達用携帯でかけて出てもらえる確率は3回に1回」程度だという。
参考にJ-CASTニュースが宅配最大手のヤマト運輸(東京都中央区)に取材したところ、広報担当者は、建物を一軒一軒回るのは「他に特定するための方法がなければそういう手段もあり得ますが、どうしても効率は悪くなると思います」と話す。
同社では、「住所が特定できない場合、まずは送り主様の電話番号にかけて確認します。つながらなかったり、伝票に電話番号の記載がなかったりすれば、受け付けた営業所で調べるなどの対応を取ります。多くはありませんが、特定できなければお戻しするケースもあります」と言う。その上で
「基本的にはこちらで調べてお届けしますが、建物名まで記載いただいたほうがありがたいのは確かですね。確認作業をしていると、指定の配達時間に間に合わなくなる可能性もあります」
と話していた。