現役配達員の切実なお願い なぜ、住所欄のアパート・マンション名を省略すべきでないのか

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   「これからはちゃんとアパートの建物名まで記載しよう...」。宅配業者で配達員をつとめるあるツイッターユーザーの「切実な思い」が、注目されている。

   送り先の住所欄に「アパート・マンション名」が書かれていないと、配達員が可能性のある建物をシラミツブシに探さなければならなくなる場合があるというのだ。

  • 宅配物の住所記載についてのツイートが話題に(写真はイメージです)
    宅配物の住所記載についてのツイートが話題に(写真はイメージです)
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「書かないと、配達員が走り回らないといけない...」

   ツイッターユーザーの「下さん@配達員のおじさん」が2017年11月15日、「配達員始めた僕からの切実な思い」として、送り先住所の「建物名」について投稿したのは、こんな内容だった。

「どうせ届くし、で書かないと、配達員が走り回らないといけない... たとえば、渋谷区1-1-105とかの場合1-1という住所内に105がある建物が5件あったりするんだ。どうすると思う? そう、一軒一軒走り回って名前で探さないといけない。しかも最近表札に名前書かない人も多いから、わからない場合電話したりなんなり、管理人室で問い合わせてみたり... いつも同じ配達員ではないから、覚えるとかも厳しいんです」

   そこで「僕からのお願い」として書いたのは、正確な住所記載と、表札の名前表記、宅配ボックスのこまめなチェック。特に「マンション名だけはよろしくね!」と呼びかけている。

   翌16日にも追って投稿。表札の名前表記について「出したくないという方がいるのはわかります。僕も実はその中の一人です。もちろん強要するわけでもなく、ただ一つご理解頂きたいのが」として、「不在票」も入れられずに持ち帰られる可能性などがあるとした。

   J-CASTニュースの17日の取材に応じた同ユーザーは、東京都内在住の20代男性。宅配業者での配達員の仕事は11月に始めたばかりという。

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