今年もNHK紅白歌合戦の出場者が発表された。「Hey! Say! JUMP」や、三浦大知さんら初出場の面々に注目が集まるなか、人気バンド「いきものがかり」の姿がないと惜しむ声が出ている。
2008年の初出場から9年連続出場していたが、17年1月から「放牧」(活動休止)に入っているため、今年は姿を見せない。そんななか、リーダーの水野良樹さん(34)のツイートに注目が集まっている。
サポートメンバーに間違われたことも
出場者が発表された11月16日、水野さんはツイッターで、ファンから、
「今年はあのひと警備員に止められないのか。寂しいな」
といった声が寄せられていると明かした。水野さんはここ数年、紅白リハーサル時に警備員から出演者だと思われなかった、とのエピソードをしばしば披露している。たとえば、こんな感じだ。
2011年「【速報】いきものがかりメンバー水野良樹(29)が紅白歌合戦リハーサルが行われているNHK入口で係員に『出演者の方、入られます』と声をかけられた模様。4年目にして初の快挙」(12月20日ツイート)
2012年「【速報】いきものがかりの男性メンバー(30)がNHKホール入口にて警備員に止められた模様。なぜかメンバー、スタッフともに歓喜の声」(12月29日ツイート)
2013年「ありがとう...。係員さん、ありがとう...」(14年1月1日ツイート)
2014年「今年は通行証みたいなものも頂いたので、安心、大丈夫。ありがとう。 ...と安心しきっていたら昨日、レコード大賞の会場入口で警備員さんに止められたことは、ここだけのナイショ」(12月31日ツイート)
2015年「今回は本番衣装でギターを抱えての『すみません、サポートメンバーの方はパスをみせてください。』でした」(12月30日ツイート)
2016年「【速報】いきものがかりの水野良樹(34)が昨年末の紅白歌合戦で本番終了まで一度も警備員に止められず会場入り出来てしまったことを認めた。過去9回の出場で警備員に止められなかったのは今回で3回目」(17年1月1日ツイート)
「きっと警備員さんが一番寂しがってますよ」「意味なく行ってみては?」
これらツイートを見てみると、警備員に止められたのは2008~10年、12年、15年の計5回。警備を通過したのは11年、13年、14年、16年の4回と思われるが、16年は「止められなかったのは今回で3回目」だったそうだ。
そんな「冬の風物詩」を2017年も期待され、水野さんは「こんなときにも思い出してもらって光栄」だという一方、
「今年は大晦日にあそこに行ったら本当に冗談抜きで止められるんだなと思うと脳内でダチョウ倶楽部さん的に『押すなよ!押すなよ!』の声が聞こえます笑」
とツイート。ファンからは「毎年の恒例行事がないと寂しいです」「きっと警備員さんが一番寂しがってますよ」といった反応に加え、「意味なく行ってみては?」との提案も出ている。