45歳以上「超高齢出産」の実態を初調査 合併症リスクは高く注意深い管理が必要

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「45歳以上の妊婦は、危険に留意して母体を管理して」

   こうした結果から、研究チームの森崎菜穂・社会医学研究部室長らは、発表資料の中でこうアドバイスしている。

「高齢出産、特に45歳以上の妊娠では母体合併症のリスクが高くなり、帝王出産が増加することがわかりました。また、妊娠経験の有無によって影響が異なることも同時に明らかになりました。一方、子どもの健康に関しては、未熟児出生などのリスクは高くなりますが、その影響は小さく、死産・胎児死亡のリスクも認められませんでした。45歳以上の妊婦は、合併症のリスクが高まることに十分留意して母体を管理することが大切です。また、この研究では胎児の形態異常を除いていますから、解釈には注意が必要です。よく主治医と相談してください」
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