今回の結果について、研究チームの野田尚宏研究グループ長らは発表資料の中でこう語っている。
「ウォーキングの効果は、短期間の急性的なものではなく、毎日の積み重ねによる継続的なものであることが判明しました。少なくとも4週間ウォーキングを続けると、血管の弾力性の改善が期待できます。また、私たちは動脈スティフネスを遺伝子レベルで調べましたが、そのことによって、遺伝的に動脈硬化のリスクが高い人でも、運動習慣があれば動脈硬化を抑制できることもわかりました。毎日続けることがとても大切です」
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