漫画家の小林よしのり氏(64)が、2017年11月13日のブログで「週刊文春」記者の名前を公開した。あわせて、同誌の記者・カメラマンだとする男女2人の写真も掲載している。
その後、小林氏は15日早朝、「恐怖で怯える週刊文春」と題したブログを公開。「週刊文春!ここまで腰抜けだったか!」と切り出し、「山尾事務所に対して、文芸春秋の顧問弁護士から、抗議文書が届いたのである」と訴えたのだ。
「週刊文春」名義のファクス写真も掲載
騒動の発端となったのは、小林氏が11月13日に公開した「狂気に走る週刊文春」などと題したブログ記事だ。
このブログではまず、12日に大阪で行われた小林氏主催の言論イベント「ゴー宣道場」に、山尾志桜里衆院議員、弁護士の倉持麟太郎氏が出席したことを報告。その上で、2人の不倫疑惑を報じた「週刊文春」の記者が、山尾氏を「尾行していた」と訴えた。
「東京駅に着いて山尾氏がホームに降りた途端、週刊文春の男女記者2名が襲撃してきた。呆れたことに同じ新幹線に乗っていたのだ」
このブログ記事には、週刊文春の女性記者、男性カメラマンとされる人物の写真が計2枚掲載されている。記者の写真はブレているが、カメラマンの写真は顔がはっきりと分かる1枚だ。女性記者の名前が入った「週刊文春」名義のファクス写真も掲載されている。
また、小林氏が翌14日に公開したブログ記事では、別の男性記者の名前入りファクスの写真を掲載。その上で、前日のブログ記事について、
「(週刊文春編集部は)ストーカーの名前も写真も暴露されて、大恥をかくことになった」
とも振り返っていた。