東芝、テレビ事業を中国・ハイセンスに売却

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   経営再建中の東芝は2017年11月14日、テレビ事業を中国家電大手の海信集団(ハイセンスグループ)に売却すると発表した。テレビ事業を手掛ける子会社の東芝映像ソリューション(TVS)の株式95%を、18年2月末にも約129億円で売却する。

   東芝映像ソリューションは、テレビとその周辺機器、業務用ディスプレイなどの開発、製造などを行っている。TVSは17年3月期の単体決算で61億3700万円の営業赤字を計上するなど、テレビ事業は苦戦が続いていた。

   東芝は「映像事業は単独での経営資源の投入および競争力強化施策の実行は困難だった」として、テレビ事業を切り離して経営再建を続ける。

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