米国でサマータイム廃止議論 健康への害や交通事故増加を指摘する声も

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サマータイムの利点を指摘する声もあるが

   DSTにはネガティブな意見だけでなく、肯定的な意見もある。昼間が長くなることで犯罪が抑制される、小売店の利用者が増加し経済活動向上に貢献する、といったものだ。

   ニューハンプシャー州やコネチカット州でもDSTの廃止が検討されたが、上記のような肯定意見に反対され廃止に至らなかったと「ロサンゼルス・タイムズ」紙は伝えている。

   しかし、マサチューセッツ州議会議員のアイリーン・ドナヒュー氏はCBSの取材に対し、

「慎重な調査からDSTを廃止しても犯罪を抑え、経済活動を維持し、省エネルギーも実現できることを確認している。すぐに急激な変化をせよとは求めないが、DSTの有無は議論に値するテーマだ」

とコメント。議会での議論を通してDSTのあり方を問うていく姿勢を見せている。

   数年先には米国でもサマータイムが過去に話になっているのかもしれない。

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