濃い色のサングラスで白内障リスクが高まる
白内障の原因の一つが紫外線だが、濃い色のサングラスをかけると、白内障のリスクが高まるおそれがある。
目に入る光の量は、瞳孔が開いたり閉じたりして調節している。明るいと瞳孔が閉じ、暗いと開いて光を多く入れようとするが、濃いサングラスだと視界が暗くなり瞳孔が開く。しかしサングラスの上や横のすき間から反射して目に光が入り、大きく開いた瞳孔から紫外線の害が及んでしまう。サングラスをかける場合は、濃い色より薄い色を選ぶようにしよう。
失明の原因第一位の病気は「緑内障」だ。視神経がダメージを受け視野がせまくなるが、片目が緑内障になって見えにくい部分があっても、もう片方の目が正常なら、脳内で映像が合成されて正常に見え、失明寸前まで気付かないのが恐ろしいところだ。
運動後は水分をたくさん摂(と)りたいところだが、一気に大量に飲むと緑内障のリスクが高くなる。
体内の水分が急に増えると目の水分も急激に増え、脳に映像を送る視神経を圧迫して傷付けてしまう。運動後に限らず、どんな状況でも大量の水分を一気に摂るのは控えよう。