足立議員が改めて「朝日新聞は万死に値する」と強調 ツイートの削除や謝罪はしないとブログで説明

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   日本維新の会の足立康史衆院議員(52)が、2017年11月12日にツイッターで、朝日新聞の学校法人「加計学園」を扱った社説に対し、「朝日新聞、死ね」と投稿したことが物議を醸している。

   足立議員は14日にブログを更新し改めてこの発言に対して触れ、「朝日新聞は『万死に値する』」と強調し、メディアの取材で、ツイートの削除や、謝罪しないのか、と繰り返し質問されているが「しません」と回答している、と打ち明けた。

  • 足立康史衆院議員のツイッターより
    足立康史衆院議員のツイッターより
  • 足立康史衆院議員のツイッターより

「朝日新聞、死ね」と投稿したことが物議に

   足立議員は12日、ツイッターに11日付けの朝日新聞社説が掲載されている朝日デジタルのリンクを張り、「朝日新聞、死ね」と書き込んだ。社説には獣医学部が来春開学の見通しになったけれども、

「『総理のご意向』をめぐる疑いが晴れたことには、まったくならない」

などと書かれている。また、首相も理事長も逃げ回っていても問題は消えてなくならないし、「どうせ国民は忘れる」と高をくくってもらっては、困る、としている。これに足立議員は怒りを覚えたという。

   14日に更新したブログでは、「私が朝日新聞を最も強い言葉で非難する理由」とし今回の騒動について説明した。朝日新聞は17年5月17日付けの1面トップで、文科省記録文書から「総理のご意向だと聞いている」だけを切り取り、大事な、

「戦略特区諮問会議の決定なら、議長が総理なので、総理からの指示に見えるのではないか」

という核心部分を隠蔽した。これは、ねつ造報道であり「万死に値する」とした。しかも、11月11日付けでは自らのねつ造報道で拡大した風評を再度取り上げるという暴挙を犯した。「日本死ね」が適切な言葉であるとは思っていないが、「保育園落ちた日本死ね!!!」が国会で取り上げられ、流行語大賞に選ばれるメディアに対する「異議申し立て」として敢えて使った、とした。メディアの取材で、ツイートの削除、撤回、謝罪はないのかと繰り返し質問されているが「しません」と回答している、としている。もし朝日新聞がねつ造報道を、山尾志桜里衆議院議員が「日本死ね」を国会で取り上げたことを謝罪し撤回するならば、自分も撤回する、としている。

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