ハリウッド版「BLEACH」が進行していた
11月12日放送回でも、久保さんのトークの勢いは止まらず。連載が終わった後の生活については、「バリバリのニートです」と断言。次回作の構想も全く考えていないとして、
「15年も描いたんで、15年は休みたいです」
との願望を明かした。
サンドウィッチマンの2人から「まだ表には出てないここだけの話」を振られると、「『BLEACH』のハリウッド版映画を作りかけていた」と打ち明けた。監督や主演俳優の候補も決まっていたというが、
「脚本がどうにもまとまらなくて、全然原作と変わってくるんですよ。向こうのオーソドックスなハイスクールものに寄っていたんですよ。だから『これ直して、これ直して』って言っていたら、契約期間を過ぎても(脚本が)まとまらず...」
と、制作が打ち切りとなった経緯を説明。伊達さんから「もう少し、妥協すればよかった?」との質問が飛ぶと、
「う~ん、ドラゴンボールの例もあるので...」
とポツリ。酷評が相次いだ映画「DRAGONBALL EVOLUTION」(09年公開)を引き合いに、制作中止を後悔していない旨を明かしていた。
そのほか、仲のいい漫画家と何の話をしているかについては、「基本的には、他の漫画の悪口を言いますね」。また、デビュー直後に「ジャンプ」連載陣が集まる新年会に参加した際に、久保さんが先輩漫画家に「挨拶をしなかった」とのエピソードも披露。
「新年会ではずっと、担当編集者と別室で話をしていました。最初に(他の漫画家)全員に頭を下げたら、『全員の下になってしまう』と思ったんです。そのせいで、先輩作家さんとは誰とも仲良くないです」
このエピソードを受けて、「もし、今の新人作家が同じことをしたらどう思う?」と振られると、久保さんは「死ねばいいのに。コイツ絶対売れないぞと思いますね」と笑っていた。
このように、久保さんから続々と「ぶっちゃけ話」が飛び出した放送を聞いたリスナーからは、ツイッターやネット掲示板に、
「久保先生面白すぎるでしょ...」
「このぶっちゃけぷりたるや」
「久保先生のなんつーかロックな所嫌いじゃない」
などと面白がる書き込みが相次いでいる。そのほか、脚本にこだわってハリウッド版の制作が打ち切りになったとのエピソードを、「ハリウッド映画化を没にしてまで作品を守ったのは凄い男気」などと称賛するファンの姿も目立っていた。