韓国・李明博元大統領、世論操作疑惑に明確な回答なし

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   韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権下で安保政策を担当した元国防相が、世論操作を指示した疑いで逮捕された事件で、李元大統領は2017年11月12日、世論操作の報告を受けていたか報道陣に問われ、「常識外れな質問はするな」とコメントした。複数のメディアが同日、報じた。

   李氏はさらに、革新系の文在寅政権が保守政権時代の疑惑の洗い直しを進めていることについて「不満の発散や報復ではないかと疑問を持ち始めた」と批判した。李氏は保守派で、2008年から5年間、政権を担当した。

   韓国検察は11月11日、李政権と朴槿恵(パク・クネ)政権下で国防相を務めた金寛鎮(キム・グァンジン)氏を軍刑法違反(政治関与)の疑いで逮捕した。金氏には李政権時代、韓国軍のサイバー部隊を動員してインターネット上で与党に有利な書き込みをするよう指示した疑いなどがかけられている。

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