ゴジラ放送中、タニタのSNSが大暴れ 瞬く間に拡散した「やりとり」

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   2017年11月12日、16年の大ヒット映画「シン・ゴジラ」がテレビ朝日系列で地上波初放送された。多くの視聴者が実況ツイートをしながら映画を楽しんだようで、ツイッターのトレンドワードには「#シンゴジラ」「巨大不明生物」「内閣総辞職ビーム」などの関連ワードが並んだ。

   人気企業アカウントの体重計などで知られる「タニタ」は、「シン・ゴジラ強すぎてやばい」とツイート。思いもよらぬ対応策を提案し、リツイート1万6000超の反響を呼んだ。

  •  緒方恵美さん(画像は公式サイトより)
    緒方恵美さん(画像は公式サイトより)
  • 「ゴジラ」パック中の緒方恵美さん(画像はツイッターより)
    「ゴジラ」パック中の緒方恵美さん(画像はツイッターより)
  •  緒方恵美さん(画像は公式サイトより)
  • 「ゴジラ」パック中の緒方恵美さん(画像はツイッターより)

「出来るわけないよッ!!」

   映画「シン・ゴジラ」は東宝が12年ぶりに製作した「ゴジラ」シリーズの第29作目。現代日本に出現した巨大不明生物・ゴジラに立ち向かうストーリーで、長谷川博己さんや竹野内豊さん、石原さとみさんをはじめとする300人以上のキャストが豪華集結した。16年の実写邦画興行収入ランキング1位の82.5億を記録し、第40回日本アカデミー賞では作品賞など10部門11賞を受賞した。

   話題作が地上波初放送されるとあり、タニタも「シン・ゴジラ待機」と期待を寄せ、映画に関するツイートを複数投稿。物語の佳境に入ると、「シン・ゴジラ強すぎてやばい」とツイートし、

「ちょっと緒方恵美さん呼んでくる」

と助けを求めた。緒方恵美さん(52)はアニメ「幽☆遊☆白書」の蔵馬役などで知られる声優で、「シン・ゴジラ」の脚本・編集・総監督を務める庵野秀明氏(57)の代表作であるアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」では主人公・碇シンジの声を務めている。

   突拍子もない発言に、電機メーカー「シャープ」の公式アカウントからは「まずは君が落ち着け」とツッコミが入れられた。しかしタニタのツイートからおよそ10分後、緒方さんがツイッターを更新し、

「『僕がアレに乗って、さっきのと戦えっていうの?無理だよ...みたことも聞いたこともないのに、出来るわけないよッ!!(涙目)』
...ひどいよ...タニタさん...そんなのないよッ!(涙目)」

と訴えた。「エヴァンゲリオン」の「第壱話『使徒、襲来』」で、初号機に乗るように言われた際のシンジのセリフを思わせるツイートだ。

   「すまない」と謝るタニタに対し、緒方さんはなおも「...そんなの...ないよ......ッ......(うつむいて涙」と「アレ」に乗ることに抵抗感を示した。

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