「キ・ソンヨン、もういい加減大人になろうよ...」
一方、そんなキ・ソンヨンも差別的な行為で挑発したとして、ネット上で批判を浴びている。「つり目」ポーズの挑発を受ける直前、コロンビアの選手たちに向けて手の平を内側に向けるポーズ「裏ピース」を取っていたのだ。
これは侮辱的な仕草として知られ、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどでは、中指を立てるジャスチャーと同様の意味合いがあるとされる。プレミアリーグで複数のクラブを渡り歩き、現在もスウォンジー・シティAFC(プレミアリーグ)に所属しており、このポーズの意味を知らないはずはない――。ツイッターなどインターネット上ではそうして、
「カルドナのつり目ポーズと同様にキ・ソンヨンの裏ピースもペナルティやったほうがいいんじゃないか?普通に試合で中指立てたら大問題だろ」
「韓国裏ピースした後に細目アピールされてキ・ソンヨンがキレてるのブーメランすぎるやろ」
との批判が巻き起こっている。
一方で「奇誠庸(キ・ソンヨン)の指は『今あなたを見ている』『我々は2-0で勝っている』などと解釈されている」と伝えたのが、朝鮮日報日本語版(ウェブ版)の13日付記事だ。カルドナとキ・ソンヨン、双方の挑発行為に触れたが、キ・ソンヨンが先だったとは伝えていない。
だが彼には、約7年前にも「前科」がある。2011年1月のAFCアジアカップ2011準決勝の日本戦で、前半にPKでゴールを決め、左手で顔を引っかく「猿」のモノマネをカメラに見せ、日本人を侮辱していると韓国メディアからも批判を浴びた。
こうした過去があるだけに、ネット上では
「これ何が矛盾してるかって、一番怒りを露わにしていたのがアジアカップ日韓戦で自身の得点後に猿のジェスチャーをしたキ・ソンヨン」
「許されないって、猿真似野郎が何言ってんの?」
「ねえ、キ・ソンヨン、もういい年なんだからいい加減大人になろうよ...」
との声も上がっている。