NHKの人気アナの有働由美子さん(48歳)が、40歳の時に更年期と診断され、ずっと女性ホルモン剤療法を続けていることを「あさイチ」の番組内で告白した。
2017年11月13日放送の「女性ホルモン特集」で、自らリポーターを買って出て、自分の体験を交えて更年期の悩みや治療法を報告した。
オバマ大統領当選の現場報告時に「ほてり」や「めまい」
番組ではいつもキャスターを務める有働アナが、この日はリポーター役を買って出た。番組の冒頭、有働アナの顔がクローズアップ、斜め45度のカメラ目線でこう語り始めた。
有働アナ「今日のテーマは女性ホルモン。私も48年生きてきて、初めて知ることばかりです」
2008年11月4日、米ニューヨーク街頭の映像が流れた。バラク・オバマ氏の米大統領選勝利を祝う市民たちでごった返している。「ご覧ください。すごい盛り上がりようです」。ニューヨーク支局員だった有働さんがマイクを手に現場報告をしている。バリバリと元気よく仕事をしているように見える有働さんだが、実はこの時、ひどく体調を崩していた。40歳の時だった。
有働アナ「立っていると、クウ~と地面に引っ張られるようなめまいを感じました。急に汗が出るようになって、冬なのにおかしいなと。とにかく小さなことで、自分をコントロールできないくらいイライラし始めました」
ニューヨーク市の婦人科を受診すると、「ストレスがたまって更年期が早まったのではないか」と診断された。