男子フィギュアスケートのジェイソン・ブラウン選手(22)(アメリカ)が、ケガで大会を欠場した羽生結弦選手(22)へ向けて手書きで書いた日本語メッセージが温かいと、ツイッターなどで反響を呼んでいる。
茶目っ気のある笑顔を見せたかと思うと、いきなりメッセージの紙を下から取り出す。紙の上には、星が散りばめて描かれ、ギザギザの吹き出しやハートマークを使って、こう書かれていた。
「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!!」
「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!! ジェーソン」
ブラウン選手は、顔の前にメッセージの紙を当てた後、軽くおじぎをする仕草をした。2017年11月10日に行われたNHK杯の男子ショートプログラムの演技後、得点を待つブースのキスアンドクライでのことだ。羽生選手は、前日の練習中に負った右足首のじん帯損傷で欠場していた。
ブラウン選手は、親日家で知られ、日本語も勉強しているといい、報道によると、この日朝の練習後にわざわざホテルに戻ってメッセージをしたためた。自身も腰痛などに苦しんで、ケガのつらさが分かっており、「早く元気になって欲しいという気持ちを込めた」とインタビューで語った。
自らのツイッターなどでも、メッセージを掲げたときの写真を載せ、日本語でも「ゆずる選手がいない大会はいつもと雰囲気が違った。。。早く良くなりますようにお祈りしています」と書いている。
このツイートには、3万件以上も「いいね」が付けられており、ファンらから感謝の声が続出している。